長く使えて品質がしっかりした羽毛布団や敷布団をお店やネットで探してみると「西川」の名がついた寝具を目にすることが多いのではないでしょうか。ひと口に「西川」といっても、西川(nishikawa)をはじめ東京西川、昭和西川など色々な西川があり、戸惑ったことがある方もいるかもしれません。
西川の寝具といえば、現在は「西川株式会社」と「昭和西川株式会社」の商品を指します。
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・西川(nishikawa)と昭和西川は違う!
西川の歴史はとても古く、起源となる西川甚五郎商店の創業は1566年までさかのぼります。その後、西川産業(=東京西川)・西川リビング・京都西川の3つに分社化し、それぞれがヒット寝具を生み出しましたが、「世界の西川」を目指して2019年に再統合し、西川株式会社になりました。
昭和西川も起源は同じで、もとは西川の製造部門を担う会社でしたが、1968年に現在の社名に変更し、製造だけでなく販売も行なっています。「同じ西川グループ」と思われがちですが、西川株式会社とは寝具メーカーとして別の道を歩む競争関係にあり、完全に別ものと考えて問題ありません。
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・西川(nishikawa)と昭和西川のおすすめの布団(ふとん)・寝具
西川(nishikawa)・昭和西川には、両社それぞれが研究と改良を重ねて作り上げたマットレス(敷布団)があります。
西川のロングセラー寝具は、健康マットレス「AiR(エアー)」です。体を点で支える立体構造をしており、表面の凸凹部分で体圧負荷を分散し、ベース部が体をしっかり支えます。バランスの良い寝姿勢をキープし、腰への負担を軽減します。硬過ぎず柔らかすぎず、体に優しくフィットし、寝返りや横向きに寝ることが多い人におすすめです。AiRの名の通り、湿気や汗を拡散・放湿する優れた通気性も備えています。
昭和西川のロングセラー寝具は、体圧分散マットレス「MuAtsu(ムアツ)」です。一番人気はMuAtsuの性能・扱いやすさを兼ね備えた「MuAtsu スタンダード」です。硬さが異なるレギュラーとハードの2タイプあります。厚さ9cmの凸凹3フォーム構造で、上層の凸凹が体を点で支え、中層で体圧を分散し、睡眠中のスムーズな寝返りを促進。下層で全体を受け止め、自然な寝姿勢を保ちます。上層のウレタンフォームには「Ag+抗菌加工」を施し、中層の高通気ウレタンが湿気を効率的に逃し、衛生面と通気性を両立させています。
マットレス(敷布団)のほかにも、ポーランドやハンガリー産をはじめ、良質な羽毛を使用した羽毛掛け布団(ふとん)を豊富に展開しています。 イベント会場では試し寝ができるスペースを設けていることが多いので、マットレス(敷布団)の寝心地や羽毛布団の掛け心地をぜひ体感してみてください。