お部屋をこうしよう、ああしようとイメージすることって楽しいですよね。特に、何にも置いていない新居では理想空間への思いはつきません。家具インテリアのコーディネートを考えていると、おのずと家具のレイアウトイメージが固まっているはずです。
家具を購入する前に、まずはメジャーと筆記用具を使って新居をくまなくチェックしてみてください。寸法チェックは、家具選びやお部屋のコーディネートを考えることより怠けてしまいがちなのですが、この地道な作業が住み始めてから後悔しないために大切なことです。
こちらでは、サイズチェックの時の注意ポイントを10個ご紹介いたします。
家具購入前に確認したい10ポイント
部屋の大きさをチェック
実際のお部屋をきちんとメジャーで計ってみるのをオススメします。部屋の大きさは、規格サイズで間取りはだいたい決まってはいますが、そのお部屋それぞれに若干大きさが異なっています。同じ“8畳間”であっても団地間(マンション間)、江戸間、京間、本間と呼ばれる間取りでは、部屋の大きさは全然違うんですよ。ですから、やっぱり実寸が一番。買った家具が3センチ大きかったために、ドアをふさいでしまい開かずの扉に・・・なんてことにならないために

窓の位置をチェック
窓のある場所では、こちらをチェックしてみてください。
- 壁の隅から窓枠までの寸法
- 中間窓の場合は、床から窓枠下までの寸法

カーテンも事前に考えて
窓枠の外にカーテンレールをつける場合、カーテンは窓の大きさより当然大きくなります。窓枠を覆うカーテンスタイルは最も一般的なのですが、その場合よくあるケースが、中間窓の下に置いた家具にカーテンがのっかってしまうこと。お引越しの場合、家具とカーテンの取り付けを同時期に行う方が多いので、けっこう見過ごしてしまいがちなのです。同じように窓のすぐ横に家具を置く場合にも、カーテンがどれくらい出っ張るのか事前のチェックをお勧めします。

ドアの位置をチェック
窓の位置と同様です。壁の隅からドアまでの長さをチェックしてみてください。
ドアを開けたら大切な家具にぶつかり、傷をつけてしまったなんてことになりかねませんので、ドアを開ける時のスペースも考慮してください。

ドアや造り付け家具の扉を開けてみて
開き扉があるものは、扉を全開にしてみてその出具合もチェックしてください。また、以外に盲点になるのが“ドアの取っ手”。扉を開けたとき、家具が取っ手にぶつかる位置に置くと、家具も取っ手も傷だらけなんてことも。

テレビのアンテナ端末の位置をチェック
テレビ用のアンテナ端末の位置は家具のレイアウトも左右する重要なポイントです。テレビのアンテナ端末から離れた位置にテレビを置こうとしても、無理なこともありますので、端末はどの位置にあるか、必然的にその近くに置かれるテレビとテレビボードはどの位の大きさまで置けるかをチェックしてください。

コンセントの位置をチェック
電源コンセントの位置はどこに何箇所あるのか事前に知っておくことで、家電の置き場所も決まってくると思います。特に要注意はキッチン。冷蔵庫をはじめ、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカー、炊飯ジャーと電源をとるものが多く、コンセントの位置によってレンジボードなどの位置も決まってきます。

電話線の位置をチェック
電話のモジェラージャックの位置によってパソコン置き場が限定されることも。最近はブロードバンド対応のマンションなども増えています。

柱、梁などの出っ張り
図面上だけでは細かい出っ張りが省略されていることも多いそう。柱や梁の構造上必要な出っ張りが大きいと置きたい家具が置けなくなることも。平面図では分からない細かい立体的な情報は、現地でチェックしてみてください。

部屋までの経路をチェック
特にソファーや大きなサイズのベッドマットレスの購入を検討されている方は、搬入経路もチェックしてください。ちょっと心配な狭さの通路、階段、ドアなどは事前に一度測っておくことをオススメします。少々狭いところでも、角度を変えながら入れたり、窓からの搬入で入ってしまうというケースもあります。
マンションやアパートでは玄関までの通路やエレベーターの幅を調べておくと良いでしょう。

おまけ:家具購入時のチェックポイント
家具インテリアのセール・イベントに参加する際に使える、印刷可能な家具購入時のチェックポイントをご紹介します。
事前に記入して会場にお持ちいただくと、ご購入の手続きがスムーズに進みます。ぜひ下記よりダウンロードしてご活用ください。