大ペルシャ絨毯展についての写真展 2002年, 2003年
2002年12月に新宿パークタワーにて行われた大ペルシャ絨毯展の会場を移した写真展です。大ペルシャ絨毯展、と銘打つだけあって、なかなか素晴らしい展示会でした。

イランから来ているという織り子さんによるペルシャ絨毯制作の実演。こんな感じで丁寧に造っていくと、これだけのもので一枚造るために数ヶ月程度はかかってしまうとか。正直、ペルシャ絨毯に対しての知識などほとんどなかったもので、気の遠くなるような事実でした。

どさっ、と置かれたペルシャ絨毯。一個、数百万~数千万円するものもあれば、手軽に(?)買える数万円のものまで多種多様でした。しかしながら、やはり触ってみると、高いものは高いんだろうな・・とつくづく感心する出来映えでした。

これが確か、一枚数千万円するペルシャ絨毯です(記憶曖昧で申し訳ございません)。通常は、展示するだけで触ることすら許されないらしいのですが、今回は、「大ペルシャ絨毯展」というだけあって、実際にいろいろな絨毯に触ることができて、良い経験になりました。

真ん中に置いてあるのは、実はウールでできたペルシャ絨毯です。石像の凹凸まですべて再現されていて、額縁にいれて置いておけば立派なインテリアですね。もちろん、お値段のほども、立派なものでした^^;

ちなみに、こちらも実はウールでできたペルシャ絨毯です。まるで本物の写真のような出来で、始めて見たときにはてっきり写真だとばかり思っていました。このような写真のようなペルシャ絨毯は、結構今、人気だそうで、絵画の代わりに飾られる方も多いそうです。

これも、立派なペルシャ絨毯です。もちろん、真ん中にある豹です。これも、実際に見たときには絨毯でできているなんて思いもしなかったのですが、ひっくり返してみると、また同じ模様がある、ということは、もちろん絨毯なんですよね。こういった絨毯は結構レアらしくて、お客様もしきりに見ておりました。

宿パークタワーから見える新宿公園付近です。手前にあるのも、もちろんペルシャ絨毯になります。少しでも見てみたいな、と思った方は是非、次回、どこで行われるのかわかりませんが、このページを頻繁にチェックしていただいて、ご参加いただければと思います。

ずらりと並んだペルシャ絨毯。全部で8億円相当のペルシャ絨毯が並びました。一回の絨毯展では、日本最大規模の出品数だったそうです。

絨毯によってデコレートされたクリスマスツリー。なかなか、こんなデコレートされたクリスマスツリーはお目にかかれませんよね^^。
ペルシャ絨毯のみを扱う展示会ではなくても、ペルシャ絨毯を多く、扱う展示会も多くございますので、お気軽に展示会にお申し込みいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2003年6月に新宿パークタワーにて行われた大ペルシャ絨毯展の会場を移した写真展です。今回は商品の紹介も兼ねまして、非常にたくさんの写真を撮って参りました。是非、参考になれば幸いです。

ペルシャ絨毯を織るための機械です。機械といっても、非常に単純なものなんですが、一個一個、刺繍を施していくように網目をつくり、模様を作っていく製造工程には非常に驚かされるものです。このくらいの大きさのペルシャ絨毯を作る場合には、約半年くらいかかってしまうそうです。日本で作ることになれば、一人の人件費をまかなうだけでも、ものすごい金額になってしまうことは安易に想像が付きますね。

ペルシャ絨毯は基本的に2種類の使用方法があります。一つはもちろん絨毯として床に設置して使う方法、そしてもう一つは壁にかけておいて、観賞用として使用する方法です。展示の仕方も、ちょっとこだわらなくては高価さがでない商材なもので、展示する側も、かなりこだわった展示方法を使っております。

幻想的な空間の中にあるペルシャ絨毯。私もこの中にいると、自分がてっきり金持ちにでもなってしまったかのような錯覚に陥ります(^^;)。最初の頃は、全然欲しくなかったペルシャ絨毯ですが、今では「一枚くらい欲しいなぁ~」と思ってしまう最近であります。

ちょっと横向きになってしまった写真ですね(汗)。かなり大きいサイズのペルシャ絨毯になります。こういう大きめのペルシャの上にダイニングセットを置いて食事をするなんて・・なんて贅沢なのかもしれませんね。憧れてしまう最近です。

無造作に置かれておりますが、この一山、一体すべてでいくらなんだろうか?と計算してみたくなる私は貧乏性なんでしょうね(^^;)。こんな感じで彩られた会場だと、安い商品でも非常に良く思えてしまうのもおもしろいところかもしれません。

小さめのペルシャ絨毯です。小さいものは、壁掛け、もしくは玄関にちょこんと置くもの。ちょっと大きくなってくると、ソファーとソファーの間に置くリビングテーブルの下に置くものと、多種多様となっております。それにしても、ガラスの上に模様を置いたような美しさがあると思います。綺麗ですよね。

ルシャ絨毯はイランで作られている、ということは結構知られている事実なのですが、そのイランでも数多くの産地があり、イスファハン、クム、タブリーズ、ナイン、カシャーンなどが有名です。日本の有田焼や伊万里焼などと同じで、産地によって特色が随分と違くなっております。


もちろん、ペルシャ絨毯の場合、イランだけでなくトルコやパキスタン、そして中国あたりでも同様に製造されております。しかし、やはりイランで作られているものの質は高く本物として人気がありますね。私もどうせ買うならイラン産のものを、と思ってしまいます。ただの表面だけの価値かもしれませんが、そもそもペルシャ絨毯自体、嗜好品ですからね(^^)。

ペルシャタペストリーと呼ばれる写真や絵画のようなペルシャ絨毯です。額縁に入れて通常飾られるケースが多いですね。ほんとちょっと遠くから見ると、絵画にしか見えないのが特徴です。その技術の高さには驚かされるばかりですね。

会場の写真です。お客様がいらっしゃらない時はちょっと怖い空間かもしれませんね(^^;)。でも幻想的な空間でとっても神秘的に商品を見ることができます。オススメの展示会の一つなので、是非、次回開催時には参加していただければと思います。

大人気の名物ペルシャ絨毯売りです(^^)。実際にイランまでペルシャ絨毯を買い付けに行く仕事も請け負っておりますので、彼に聞けばいつ頃、どの地方で購入したのかといった情報や、想い出を教えてくれるかもしれませんね。名物な方なもので、どの展示場でもお目にかかるかもしれません。

奥に見えるのは有名なアリナザブ工房の作品です。馬のタペストリーや神秘的な女性のタペストリーが有名ですね。是非、一度見て欲しい作品です。


上の2枚のペルシャ絨毯は同じ作品を、同じ光量にて左と右から撮影した商品です。さすがにちょっとは光量が異なってしまっているかもしれませんが、それにしても、これだけ色がはっきりと異なって写ることになります。というのも、シルクの目の向きによって色合いが異なるため、右から見ると鮮やかなオレンジに見えて、左からみると肌色っぽく写る現象が起こるわけです。こういう現象も、ペルシャ絨毯が神秘的たる所以を作っているのかもしれません。


もう一枚、左右から見て色が違う例です。これだけ鮮やかに色が変わるのは実際に見てみないと半信半疑かもしれませんが、本当に起こる現象となっています。是非、ご覧くださいませ。