おすすめのベッドメーカーを紹介!比較する時のポイント

ベッドのフレームやマットレスは、メーカーによってデザインや機能などが大きく異なります。ベッドを選ぶ際には、メーカーの特徴や評判を比較することが重要です。

ベッドメーカーとは、オリジナルマットレスとベッドフレームを揃えているメーカーを指します。特に特徴が表れるのがマットレスです。また、自社のターゲット層やマットレスの特徴を活かすベッドフレームもラインナップしています。自分の寝室に求める条件に合った信頼できるメーカーを選ぶことで、より快適な睡眠環境を手に入れることができるでしょう。そこで今回は、おすすめのベッドメーカーとそれぞれの特徴、ベッドの選び方のヒントになる比較ポイントなどをご紹介します。

この記事のポイント
  • ベッドメーカーは海外や国内の寝具メーカーや家具ブランドから検討しましょう。
  • ベッドメーカーを比較するには、各メーカーの特徴や強みを理解し、実際に製品を触って比較するのがポイントです。
  • 人気ベッドメーカーのおすすめ商品はメーカーごとに特徴を比較して選びましょう。
監修者:横森浩美
この記事の監修者

株式会社ART CONSCIOUS 代表取締役
インテリアコーディネーター

横森 浩美よこもり ひろみ

東京、サンフランシスコでインテリアを学ぶ。20代に新米主婦として過ごした海外生活で、欧米のマダムたちがインテリアにかける情熱を目の当たりにする。そこで「インテリアは自己表現、自分を語るメッセージ」と痛感。

帰国後はインテリアコーディネーターとして活動。海外インテリアの雰囲気を取り入れたコーディネートを得意とする。また女性雑誌のインテリア記者としても活動。

現在は、家事代行とインテリアコーディネート、アート提案を一貫して行う株式会社ART CONSCIOUSを立ち上げ、身近なインテリア相談にも応じている。週末の楽しみは現代アートギャラリーを訪ねること。

現代アートの魅力を伝えたく、おすすめの企画展をSNSで紹介している。

町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー卒業・講師資格保有。インテリア 個人宅、クリニックなど実績多数。雑誌のインテリア記者、ハウツーの企画多数。インテリア書の翻訳『House Beautiful Decorating Style インテリアスタイルの技法』(1995年 学芸出版社)。オーダーメイド型家事代行サービスコーディネーターとして15年、400件を超える顧客の担当、著名人多数。

ART CONSCIOUS HP: https://www.art-conscious-tokyo.com/
アート紹介: https://www.instagram.com/romy_romy_romyy/?hl=ja

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おすすめのベッドメーカー16選

ベッドメーカーによって技術や生産方法などが異なります。まずは、人気のベッドメーカーや、それぞれの特徴をご紹介します。

シモンズ

1870年に創立され、150年以上の歴史を誇るシモンズベッドは、上質な眠りを提供してきました。独自のテクノロジーで作り上げた「ポケットコイルマットレス」は、高反発で体をしっかり支え、正しい寝姿勢を保ちます。ハードな日々でも、シモンズベッドの眠りで充実した毎日を過ごせるでしょう。心地よい目覚めと、前向きな一日の始まりが約束されます。

https://www.simmons.co.jp/philosophy/history

シーリー

米国のテンピュールシーリーインターナショナル社は、世界をリードするベッドメーカーです。シーリーをはじめ、テンピュール、スターンズ&フォスターなどのブランドを展開しています。140年以上の歴史を誇り、世界60カ国以上で愛されるグローバルマットレスブランドです。米国でシェアNo.1のマットレスブランドに輝いた実績もあります。シーリーのマットレスは「ボスチャーテックコイル」と呼ばれる独自の構造で、荷重に応じて反発力が変化し、常に理想の寝姿勢を保つことができます。その革新的な技術は世界中のホテルでも高く評価され、常に顧客満足度向上を目指しています。

https://sealy-jp.com/

フランスベッド

フランスベッドは日本の代表的な寝具メーカーの一つです。1949年に前身となる「双葉製作所」が設立され、1956年には画期的な折りたたみ式ソファベッド「フランスベッド」を発売しています。創業から75年、日本人のためのベッドを提供する使命感で、骨格や生活習慣に合わせた製品を研究し、もてなしの心を込めて製造しているベッドメーカーです。その原点は、相手を大切に思い、本当に必要なものを提供する日本人の「もてなし」の精神にあります。

https://www.francebed.co.jp/

ドリームベッド

ドリームベッドは1950年に創業し、独自のクラフトマンシップで理想のベッドルームを提供しています。自社製造にこだわり、睡眠の快適性を追求。天然木のベッドフレームや低反発から高反発まで好みで選べるマットレスは、デザインから製造まで全部を一貫して行い、こだわりを形にしています。寝室からリビングまで、新しいライフシーンの演出をサポートし、高品質で美しい暮らしを提供。世界の一流ホテルや商業空間にも採用されています。時代の先を読み、お客様の期待に応える「空環」を創り続けている会社です。

https://www.dreambed.co.jp/info.html

西川株式会社

西川グループは450年以上の歴史を誇る老舗で、睡眠ソリューションの革新を使命としています。お客様一人ひとりの良い睡眠と生活向上のため、最新技術を取り入れた研究に努めています。2009年に発売された「エアー01」マットレスは、睡眠化学の最先端を集結させたマットレスです。ウレタンフォームと組み合わせた独自の凸凹構造が体圧負荷を分散し、自然な寝姿勢をキープしながら寝返りもスムーズに打てます。

https://www.airsleep.jp/

昭和西川

昭和西川は450年以上の歴史を持ち、高品質な寝具を提供している寝具メーカーです。敷布団やマットレスだけでなく、羽毛布団やまくらなど、幅広く取り扱い、支持され続けている老舗です。テレビのCMなどで、Muatsu(ムアツ)をご存知の方も多いのではないでしょうか。高反発のマットレスとして、医療の分野で広く使われています。オリジナルのベッドフレームはありませんが、他社のフレームと組み合わせてお使いいただけます。

https://www.showanishikawa.co.jp/

日本ベッド

日本ベッドは1926年創業の老舗メーカーです。品質と快適性を追求し、ベッドとマットレスの製造にこだわり続けています。創業者の宇佐見竹治氏は、西欧のベッド文化を日本に紹介し、日本初のベッド製造メーカーである「日本羽根工業社」を設立しました。とりわけマットレスについては、日本における先駆者として、90年にわたって研究開発を重ねています。現在のラインナップは12タイプで、最高級品「シルキークチュール」を生み出しています。

https://www.nihonbed.com/brandstory/history/story/

東京ベッド

東京ベッドは1928年の創業以来、日本の環境や習慣に適したポケットスプリングの研究と製造を行っています。歴史と伝統を尊重しつつ、住環境の変化に柔軟に対応し、快適な睡眠を提供するために日々研究開発を進めているベッドメーカーです。多様なモデルを展示し、沈み込みの好みや体に合ったベッドを提案することで快眠をサポートしています。

https://www.tokyo-bed.co.jp/

エアウィーヴ

エアウィーヴは、2004年に「中部化学機械製作所」を引き継いだことから始まります。2007年に「エアウィーヴ」販売を開始しました。エアファイバーⓇ素材は適度な反発力を持ち、三次元状に絡まった素材が体を支え、体圧を分散させることで体への負担を削減します。独自の繊維構造ベッドマットレスは、通気性の良さも魅力です。湿気がこもらず発散しやすいため、ベッド下のカビも防いで清潔に使えます。現在もオリンピック選手への提供や睡眠研究、新商品開発にも注力している会社です。

https://airweave.jp/

アスリープ

2003年に福岡県博多に設立された株式会社大地コーポレーションは、家具の受託生産を主力とし、社会貢献に向けて進化を遂げています。ASLEEPはトヨタグループから託されたブランドで、地球環境に配慮した独自素材Fine Revo®を採用していることが大きな特徴です。FIne Revo®とは樹脂とオイルの複合体で、非常に柔軟で伸びのある素材です。深い眠りのための睡眠リズムを保てる効果が期待できます。クオリティへのこだわりと社会貢献の思いを込め、世界へ展開しています。

https://asleep.co.jp/profile/

テンピュール

テンピュール®素材は、1960年代後半にNASAの研究から生まれた素材をもとに誕生しました。世界初の低反発(粘弾性)マットレスは、世界中で数百万人に愛用されてきた実績があります。独特の質感で体への負担も軽減しやすいマットレスは、唯一無二の寝心地を叶えてくれる存在です。睡眠の質向上に寄与したとされるテンピュール®の製品は、NASAにも認定されています。テンピュールの良さを最大限に活かすことのできるオリジナルの電動ベッドブレームもあり、介護や医療用ではなく、寝る前のくつろぎや疲れた筋肉をほぐしてくれる機能をも兼ね備えています。

https://jp.tempur.com/brand-page.html

パラマウントベッド

1947年創業以来、パラマウントベッドは病院用ベッドから始まり、高齢者施設や在宅介護分野に事業を拡大してきました。医療・介護用電動ベッドの製造・販売や福祉用具のレンタル卸事業など多角化を図り、国内外でヘルスケア分野に貢献。現在は、医療・介護用だけでなく、寝室でリラックスタイムを過ごす場所としてのベッドやマットレスも展開しています。企業スローガンは「as human, for human」。社会貢献を重視し、お客様の満足度と企業価値の向上に努めています。

https://www.paramount.co.jp/

ウォーターワールド

ウォーターワールドは、国内唯一のウォーターベッドブランドです。ウォーターベッドのアイデアは100年前から存在し、その優れた特長が改良され、現代の完成度の高いベッドが生まれました。ドリームベッドは、1978年にウォーターベッドを日本に導入し、認知を広めるための活動を行い、1986年にブランドとして創立しています。体に自然なカーブを保てるウォーターベッドなら、快適な睡眠を実現できるでしょう。

https://www.water-world.jp/about/waterworld.html

マスターウォール

マスターウォールは、2006年に設立された日本の家具ブランドです。ウォールナット天然木無垢材の美しさと、普遍的でおしゃれなデザインを追求しています。マスターウォールはベッドフレームにおいても、ウォールナットの天然目を使い、木目の美しさにこだわっています。最近では、オリジナルのマットレスも商品化し、ベッドフレームからマットレス、さらにはベッドリネン類まで、マスターウォールテイストで揃えられるようになりました。素材としてのウォールナットを突き詰めることで生まれる家具は、時にドラマティックでありながらも永く愛される存在となるでしょう。使う人の人生とともに歴史を重ね、100年後の世代にも愛される寝具・家具を目指しています。

https://www.masterwal.jp/aboutus

カリモク家具

カリモクは自然の素材を活かし、人間工学に基づいた家具を提供しています。市場動向に基づいた商品開発や高品質な生産技術、資材供給の安定性、そして緊密な連携力により、木製家具国内生産トップの信頼を築き上げました。幅広い商品のラインナップには、ベッドフレームだけでなく、オリジナルに開発したマットレスもあります。特徴は、ハイテク素材のマットレスと、ウッドクッションと呼ばれる板バネを並べたベッドの底板とでダブルクッションの効果を出して、寝姿勢や寝心地を調整できることです。長年木材に関わってきた強みがウッドクッションに活かされています。

https://www.karimoku.co.jp/karimokugroup/

ナツッジイタリア

ナツッジイタリアはイタリアの家具メーカーです。自社工場で鞣した柔らかく厚みのある本革を贅沢に使用した家具が多く見られます。製品を通じてデザイン、機能性、素材、カラーが融合した空間の「ハーモニー」を提案しています。イタリア家具らしいモダンでラグジュアリーな高級感のある空間を演出できるでしょう。家具メーカーであり製品ラインナップにマットレスはありませんが、おしゃれなベッドフレームを製造しています。ほかの家具と同様、ベッドフレームにおいても、ヘッドボードからフレーム部分まで贅沢に本革で張り込みしたデザインが特徴です。革の種類が豊富で、お好みのものを選んでオーダーできます。マットレスは30cmの厚さを目安に他社から選び組み合わせると良いでしょう。

https://www.natuzzi-italia.jp/about/#brand

ベッドメーカーを比較する際のポイント

快適な睡眠環境を実現するためには、メーカーの特徴や製品の品質、そして個々のニーズに合った選択肢を見極めることが重要です。以下では、ベッドメーカーを比較するときのポイントを解説します。

メーカーの特徴や強みを比較する

ベッドメーカーを比較する際には、インターネット上の情報だけでなく、実際に製品を触って比較することも重要です。店舗やショールームなどで実際にベッドに寝そべり、硬さや寝心地を体感することで、自分にとって最適なベッドを見つけやすくなります。また、寝具の質やベッドサイズ、耐久性、デザインなどを直接確認できることもメリットです。部屋に設置したときの雰囲気や圧迫感の有無など、イメージがわきやすくなるでしょう。

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人気のベッドメーカーのおすすめ商品を比較して自分に合った寝具を探そう!

ベッドを選ぶときには、メーカーの特徴や製品の品質を比較することがポイントです。さらに、購入前に実際に試すことで、より自分にフィットするベッドを選びやすくなるでしょう。ベッドを試す場合は、家具店や百貨店などのほか、家具のイベントへ足を運んでみることもおすすめです。ベッドを探せるイベントや展示会、アウトレットセールなどの情報を探すなら、ぜひ「Seiloo(セイルー)」をご利用ください。全国各地の情報を、地域やブランドなどで絞り込んで検索することができます。

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この記事を書いた人

著者 著者:株式会社ヘヤゴト  マーケティング本部 ヘヤゴト編集長(著者)
ヘヤゴト編集長(著者) 株式会社ヘヤゴト マーケティング本部

家具インテリア・寝具のWEBサイト「HEYAGOTO」「Seiloo」「Shopnavi」「MyGallery」「ヘヤゴトフリマ」を運営する株式会社ヘヤゴトの編集長。家具のプロとして、皆様の生活に役立つ情報を発信しております。

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